ベルガモット
学名Citrus aurantium ssp. bergamia
科名ミカン科
採油方法圧搾
抽出部位果皮
比重0.869〜0.882
ベルガモットの精油は、ミカン科の常緑性小高木の果実、その果皮を
圧搾して採取します。甘さと苦さ、爽やかさをあわせ持った、上品な香りがします。
アールグレイの紅茶の香り付けとしてもおなじみです。

学名の ssp. または subsp.とは、「subspecies」で、亜種の意味です。
別種とは言い難いのだけど、変種の場合より違いが目立ち、
分布区域も明確に異なるような株…ということだそう

主要含有成分表   提供;KENSO
モノテルペン炭化水素類−リモネン 20〜45%
・γーテルピネン
・β-ピネン
エステル類・酢酸リナリル 25〜45%
モノテルペンアルコール類・リナロール 10〜35%
ラクトン類・フロクマリン類の(ベルガモッテン、ベルガプテン他)
・エステル類は中枢神経系に作用し、ストレスや不眠などを
 緩和させる効果が期待できます。
・d-リモネンによる消化器系による働きも見逃せません。
・フロクマリン類に、光感作(光毒性)があるため、
 塗布した肌を、4-5時間は直射日光に当てないようにすることが大切です。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
モノテルペン炭化水素類・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用
・d-リモネン(肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用、血圧降下作用)
・γ-テルピネン(静脈強壮作用、鬱滞除去作用)
エステル類・鎮痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧低下作用 3+
モノテルペンアルコール類・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用
・リナロール(鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)
ラクトン類・粘液溶解作用 4+
・脂肪溶解作用 4+
・瘢痕形成(創傷治癒)作用 4+

・抗ウィルス作用 3+
固有作用
・フロクマリン類には、ベルガプテン、ソラレンなど
 20種類以上の分子が存在して、光感作(光毒性) が
 あり、作用に強弱がある
NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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